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2022 カレンダー
2022年用のカレンダーを今年も販売いたします。
毎年写真選びが楽しく、また悩むところ。
季節ごと12枚を選ぶのは心を鬼にして(笑)選びます。
撮っているそのときは、この写真はカレンダーに採用しようと
思っていたりしますが、もっといいシーンが撮れることもあり・・・
最終的に選べなかった写真が愛おしくも感じてきます。
今月末くらいからご注文受付いたしますので
もうしばらくお待ちくださいませ。
ヘブンリーブルー
「天上の青」という名前に惹かれて種を購入。
5月に蒔いて、夏おおよそのお宅でアサガオが満開になっているのを
横目で見ながら心待ちにし
ようやく花を咲かせたヘブンリーブルー。
目が覚めるような青。
いつまでも見て居たくなるような星の形が花弁の真ん中に。
このアサガオ、しぼむと青色が変化して赤紫になる。
自然はこうやって姿を変えていくのか・・・と改めて思うと
人間の白髪も当たり前の摂理だし、本来美しいものかもしれない。
とさえ思える。
そして思った以上に蕾があるのが、とっても嬉しい♡♡
伊勢山皇大神宮 創建150年記念フォトコン結果
夏に応募したフォトコンテストの結果が届く。
展示作品に選ばれました(^^)
清掃奉仕をさせていただくお宮での入選は、とっても嬉しい。
お時間が許されます方は、ぜひご覧いただけますと幸いです。
もののけの村
八ケ岳の帰り道、映画「もののけ姫」の舞台だと言われる場所に
立ち寄ることに。
その日は雨がしとしと。霧まで出て雰囲気を醸し出している。
稗の底村。ここがその場所。
ちかくには、おっことという交差点があったり
烏帽子なんていう地名もあり、宮崎駿監督はきっとここを歩いたに違いない
と知人と話しながら車を進めると
ナビが底に下るような場所に私たちを誘います。
鉄線で囲われたその場所は、明らかにここまでの場所とエネルギーが違う。
そしてその鉄線の中に足を踏み入れると、あぁここに人が住んでいたんだなぁと感じる。
この場所で縄文の暮らしをひっそりと続けていた人たち。
訳あってこの場所を離れなければならなくなった村の人は
すぐに時代が違うような暮らしに慣れることができたのか・・・。
こだま がカタカタ言いながら、すぐそこに居た気がした。
豊かな国
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」まさにその景。
朝の露を纏った稲穂は、また美しく
別のいのちとともにある姿も美しい。
長野県飯山にお邪魔して、早朝の田んぼを散歩する。
長野はいろいろ訪ねているが、飯山の朝ほどスッキリしないのは
初めて。
ずっと曇りかと思いきや、10時ころから急に明るくなる。
ここはそんなところ、と住む人は言う・・・。
それでもなかなかこのタイミングで、しかもこんな時(コロナ禍)
に来れることも珍しく、ものすごく早く起きてしまった。
何時にも増して、すべてが一期一会。
草の花
草の花・・・秋に咲く草々の花のこと。よくぞ咲いている、という思いがある。
そこから、しみじみ、可憐、地味、はかないという思いが湧くが、逆にしぶとい、という印象もなくはない。
きごさい歳時記より
秋らしい季語で、好きな季語。
よくぞ咲いている、とは言い得て妙な気もするな。
ふるさとを想像させる花たち。
Art of nature
毎年この時期に思う、自然=Artだと。
この桜落葉は、私の心をその思いに搔き立てる一枚。
まるで津軽塗のよう。
この時期だけArtと感じるわけでもなく、日々それは感じているけれど
この色の変化の見事さに、息をのむ。
日本語には、この美しさを現すすべがあると思う。
日本語だから、かもしれない。
こんなとき、サラっと一句詠める私になるのが目標、かな。
大地
3年前の今頃訪れた北海道・道東の景色。
広い空、広い大地。
ここでは太陽が大きく感じてしまう。
ただここに居れるだけでいのちを感じる、そんな場所。
生きること
秋の長雨が押し寄せ、一気に秋の気配を漂わせている。
大丈夫なようで、身体がなかなかついていかないのを感じる日々。
臨死体験をした人の話が興味深く、
人は魂が肉体から抜け出す瞬間、なんとも言えない歓びに包まれるそう。
とても気持ちよく、幸せな感覚で死ぬことが歓びだと感じる・・・と。
でもその方は、ある魂に引き戻されてこの世の戻ってきたようで
この話は実話。
これを聞いたとき、もしかしたら人は
この歓びをまた体験するために生まれてきているんじゃないか、
とさえ感じた私。
生きて魂を成長させる、という目的もあるのかもしれないけれど
死ぬ間際(魂が肉体から離れるとき)を体験したいがための生。
だとしたら、みな死を恐れなくてもよく、この人生をとにかく楽しく生きる
それに専念すればいいんだな、と思えた。
みつばちハッチ
向日葵の撮影に行った際に写り込んだ生き物。
・・・蜂。
かなりリアルにその姿が見て取れて
写るという、蜂の意志さえ感じる一枚。
横顔も、羽根も、何か持っていそうな腹部も、
見ていて飽きない写真に・・・。
にぎやかに向日葵咲ける空広し 貴薫