「クルス売る市の後ろに蟻の道」貴薫
今回は俳句のみです。
花鳥の会報には、それぞれ一ヶ月の中で開催された句会の
特選句が掲載されるのですが、久しぶりに私の句が特選をいただき
掲載となりました(嬉)
この月は、高幡不動が吟行先。ちょうど父の日でした。
高幡不動では、日曜日にござれ市が出て多くの参拝客で賑わいます。
私が詠んだ場所は、たしか香具師の背中ではアジサイが咲いていて
地面に敷いた布のうえで中国の古い置物をメインに売っているところでしたが、
その中に十字架がふたつ売られていました。
その市の横に目をやると蟻が歩いている・・・・・・という実景ですが、
主宰の坊城先生は
「生と死を感じさせる俳句。まるで蟻がゴルゴダの丘に向かうのが想像できる
ような感じがして、色々な思いが入り混じる・・」と仰ってくださいました。
実景ながら、私自身がちいさな蟻の生と、クルスから死を感じていたので、
そのお言葉は本当に嬉しいものでした。
ゴルゴダへの飛躍はすごい!と思いましたが(笑)
圭魚先生に選んでいただいた句も、私自身が大好きな句。
大大大先輩たちのお名前と連ねて私の名前が掲載され、
恐縮さと嬉しさがこもっている花鳥9月号は、特別な号となりました。
2016-09-08 | Posted in 過去記事 | No Comments »
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