「しゅくきみつうじがみさまのかぐらすず」 2017年が明けました。 今年は自分が愉しいと感じることを沢山していく年 にし...
「きりかぶのにおいもせいじゅなりにけり」 クリスマスに一度は食べてみたかったものを 偶然食べることができました。 ひとつ...
「じょうもんのどきにふゆきのかげりかな」 本物の炭を使って焼く焼き芋は しっとりとして、格別のやわらかさ。 しかも甘みも...
「とうていやおりーぶのはをとがらせり」 句会にて栗林圭魚先生の一般選をいただいた一句。 冬の冴え冴えとしたさまを詠みまし...
「たんじつやてがみいちまいかきあぐね」 この頃は一日があっという間に終わってしまう。 冬至に向かう、一番太陽の出る時間が...
「ぎゃっこうのあさひにくろきふゆのとり」 朝の光はハッキリと陰を作る。 鳥を撮ろうと思っても、逆光だとただの黒い鳥になっ...
「かんきんのこえのとがりしやかたあと」 鳥の声がひときわ鋭く感じる冬の朝。 それでも小春日和は、森の息づかいが聞こえてき...
「しぐれきやきよせににじむあかわいん」 初めての季語「芭蕉忌」。時雨忌はその傍題。 兼題を与えられたお陰で、今まで使った...
「はだざむやことのはそらにちりばめぬ」 朔日の三輪明神参り@ギンザコマツ 雨上がりの空から、 銀座のソラに、六根清浄祝詞...
「しんしうのたいきをすいしとちきょぼく」 日に日に秋が深まり、季節はすでに晩秋を迎えている。 この間まで仕事を終えて外に...