氷上をゆく人影と鳥一羽 貴薫
山中湖がほぼ全面凍結した日。
こんなタイミングで尋ねることが多い私。
見たかった光景なので、寒いけど思い切りその場に浸る。
セキレイが一羽、ちょこちょこと氷の上を歩いていく。
滑りそうで滑らずに、あの細い足でちょこちょこと。
君は軽いから、氷は割れないよね・・・なんて思いながら遠くを見ると
人がひとり、氷の端を歩いている。なんて怖れ知らずな。
どうやら割れなかったみたい、よかった。
氷上という季語をはじめて使う体験。
2022-02-10 | Posted in Blog | No Comments »
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