利他とは

こんな言葉を聞きました。
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『氣』

氣功というと、特殊な術のようなイメージですが、
「氣」とは流れるものです。


何が流れるのかというと、
「清々しさ(すがすがしさ)」です。

現代の子どものは「一.に勉強、二.に勉強」ですが、
昔小僧さんは「一.作務(掃除)、二.勤行(お勤め)」
お経をお唱えするより、掃除は優先されているのです。
なぜなら、「清々しさ」に神仏が宿るからです。

神仏が宿っていないのに、
お経を唱えても、聞き手がいなければ意味が無いからです。
神社仏閣はどこもきれいにしているのは、このためです。


人間の肉体にも神仏が宿っていますので、
お掃除が必要です。
入浴して身体の垢を洗い流すことはしますが、
体内まではお掃除しません。

庭は掃除しても本堂を掃除していないと同じです。
汚れているところには、氣が流れませんので
お掃除が必要です。

それが「断食行」や「添加物」などを取り入れない食事です。
体内の「清々しさ」を保つことも大切なことなのです。

そして、体内に氣を取り込むと、神仏がお集まりくださり、
心は「清々しさ」を放つことができるのです。

それは、やがて闇を照らす光になります。
これを「利他」と申します。
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「自利利他」が私の中で大きなテーマであるけれど
こんな見方をしたことがありませんでした。
新しい見地に感謝。

2021-10-31 | Posted in BlogNo Comments » 
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